ワンルーム

最近色々なことが立て続けに起きて、

人より早めの就職活動が本格的になってきて、

私は私と向き合う必要性に迫られた。

そう、自己分析。

 

自分とは何者か。

どこから来てどこへ行くのか。

強みは何か。展望は何か。何を求めるのか。

 

簡単に答えられない。簡単には見つからない。

自分の過去と、今と、未来と地道に向き合う。それが自己分析なのだろう。

 

私は、一人が苦手だ。思えばいつも誰かといた。

人と関わり、人に必要とされることで、自己を見出してきた。

私の生きる理由は他者との関わりで、それがないところに私は存在しない。

一人で異郷の地に旅をしたり、創作活動をしたり、そういう強さが私にはない。

よく言えば、コミュ力があるとかフッ軽とか言えるのだろうか。

本当のところ、一人になることから、自分と向き合うことから逃げている。

 

誰かといれば、誰かに名前をつけてもらえば、自分を見つめる必要がない。

SNSの中に埋もれていれば、自分という存在に深く向き合わなくて済む。

自分は何者かをハッキリとさせないまま私は21年間私は生きてきたし、

その結果、他者からの評価だけが一人歩きしている。

私はいつまでたっても自分を好きになれない。

 

人と深く関わると必ず傷つけてしまうことがある。

友達も、恋人も、親も、本当に深く一緒に居たいと願う人と

私は上手に関われない。

自分に自信がないから。自分が誰かに無償で一緒に関わってもらえるという自信がないから、誰かといる時に必要以上に気をつかったり、尽くしてしまう。

友達へのLINEの文章とかプレゼントとか、親に頻繁に買って帰ったお土産とか、昔の恋人によく書いた手紙とか作った料理とか、そういうもの全て。

 

ずっと自己肯定感情の欠落を「家庭環境のせいだ」と言って逃げてきた。

確かにそうかもしれない。でも、そう言って逃げていたら。

私はいつまでも私を幸せにできない。

「お前は不幸に慣れすぎている」親友から言われたように、

私は幸せを無償で信じることができない。

そりゃあ人間だもん、幸せに生きたい。

気を張らずに友達や恋人と話して、笑顔で親と関わりたい。

 

私は、私を知る必要がある。

過去の何が印象に残っているのか。

今、何を求めているのか。

どんな人が好きでどんな人と関わってきたのか。

今何を頑張っているのか。

この先どういう人生を送りたいのか。

 

しっかり一人の時間の中で自分と向き合いたい。

怖くなったり、寂しくなったり、逃げ出したくなるかもしれない。

でも

自分を知らない奴が、自分を好きになれない奴が、

どこの会社に入れてどこの誰に好かれるっていうんだよ。

 

ちゃんと、自分を知ろう。

そして、自分を好きになろう。

少しずつ。

 

そんな日でした。