Gmail

気づけばブログを始めてから1年以上が経過し、
ハッピーエンドを信じられない私から1年が経ったことを、Gmailに教えられた。そして一年前の自分にたくさんのことを気付かされた。
2018年夏、私は東京の街で生きている。

1年間は早かったが、色んなことがあった。
だけど、1年間は日常の積み重ねだった。
むやみやたらに交友関係を広げていた3年前の私に比べると、ずいぶん狭い世界で生きているように感じる。
会う人達は基本的に変わらないし、あまり増やそうとも思わない。何か遠くへ行くより、着実に毎日を過ごしたい。

1年間の中で2回、起き上がることも食べることも出来ず部屋の中で泣きながら眠る日々が続くことがあった。
1度は就活と失恋、もう一度はたぶん過労。
このまま暗いところに落ちてくのかなあと思って
このまま死んでしまおうかなんて少し思って
実家に出戻りしようかなあとか思ったりして
眠って起きていくうちに結局私はまた、外の世界へでていく。

やっぱり私は、ハッピーエンドが嫌いだし、ハッピーエンドが信じられない。
でも、ハッピーエンドも悪くないかなって思えてきた。だって、ハッピーエンドの中にもちゃんと、悲しみも絶望も寂寞もあるんでしょう。
消えてしまいたい夜も、寂しい夜も超えた先にあるのがハッピーエンドなんだと思う。

そしたら私はもうやっぱり、ハッピーエンドの中にいるんだな。
この先の一年も、いろんなことがある日常を積み重ねていって少しずつハッピーエンドに近づいていくんだろう。

そんな日でした。